『ナイツ&マジック』作品紹介|転生ロボットオタクの最強ロボット愛アニメを紹介!
現代日本で死んで、生まれ変わったのは剣と魔法の異世界。
でも、そこには巨大ロボット=幻晶騎士(シルエットナイト)が居た。
重症なロボットオタクの彼は、やがて時代と世界を変える銀色の騎士となる。
今回はエイトビット制作、『ナイツ&マジック』をおすすめしていきます。
※本記事はネタバレを含みません。
これから見る方も安心してお読みいただけます◎
『ナイツ&マジック』のあらすじ
交通事故により死亡したプログラマー・倉田翼は記憶と知識はそのままに、異世界の少年エルネスティ・エチェバルリアとして転生する。
その世界は剣と魔法に加えて「幻晶騎士(シルエットナイト)」と呼ばれる巨大ロボットが存在する世界だった。
生前はロボットオタクだったエルネスティにとって、「幻晶騎士(シルエットナイト)」はいわば情熱の的。
「幻晶騎士(シルエットナイト)」のパイロット「騎操士(ナイトランナー)」を目指して励む彼は、次第に歴史に類を見ないほど数多の功績を打ち立てていく。
『ナイツ&マジック』の作品情報
『ナイツ&マジック』は名作ながら、知名度はそれほど高くありません。
まずは作品情報で『ナイツ&マジック』のことを知ってみましょう!
原作は天酒之瓢先生のライトノベル
『ナイツ&マジック』の原作は、天酒之瓢先生が2010年に小説投稿サイト「小説家になろう」に掲載を開始した同名ライトノベルです。
2013年から、主人公・エルネスティの設定やストーリーを一部変更して、ヒーロー文庫から文庫本が刊行されています。
第3回ラノベ好き書店員大賞では、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』に次いで、第2位に輝いています。
2016年から作画・加藤拓弐先生で「ヤングガンガン」にてコミカライズが連載されました。
(2022年に第一部を締めくくる形で、現在は連載終了)
ヒーロー文庫刊のイラストは黒銀先生です。
人物もメカデザインも両方されているのが凄い!!
全13話の1クール構成
『ナイツ&マジック』は、2017年7月から9月にかけて、TVアニメが放送されました。
全13話のシンプルな1クール構成で、今のところOVAなどは制作されていません。
アニメ化するにあたって、原作の1巻~5巻の内容を一部再構成しているため、エピソードや登場人物に原作と違いがあります。
「スーパーロボット大戦」シリーズに登場
本作と切っても切り離せないロボット要素。
その一番の成果とも言うべきなのが、「スーパーロボット大戦」への出演です。
2021年に発売された「スーパーロボット大戦30」に、主人公のエルネスティと愛機イカルガが登場しています。
ちなみに、「スーパーロボット大戦」はバンダイナムコが販売する大人気ロボットゲームです。
複数のロボットアニメがクロスオーバーする作品なのが特徴で、有名どころだと『マジンガーZ』や『機動戦士ガンダム』などが登場します。
「小説家になろう」出身の作品としては初めての参戦となり、話題を呼びました。
『ナイツ&マジック』3つのおすすめポイント
ここからは『ナイツ&マジック』のおすすめポイントを解説します。
エルネスティの一貫したロボット愛
主人公エルネスティは、転生前の日本人だったころ生粋のロボットオタクでした。
お金は全てプラモデルに使っていたような描写があるほどです。
そんな彼が転生した世界には本物のロボットがあったのですから、熱中は必至。
しかし、あまりにもロボット愛が強すぎて、物事の判断基準もすべて「理想のロボットに近づけるかどうか」になってしまっています。
たとえ自分が危険な目に会おうと、国王や重鎮に詰められようと、それは変わりません。
そのロボット愛が世界を変えていく様子が、『ナイツ&マジック』の面白いポイントの1つです。
ちょっと新鮮な「転生×俺TUEEE」
この作品は、いわゆる「転生×俺TUEEE」系のアニメです。
本作『ナイツ&マジック』の主人公エルネスティは前世で天才プログラマーでした。
その知識を活かして、プログラムと仕組みのよく似た「魔法」を巧みに操ります。
転生ものというと、似たパターンの作品も増えているのが現状です。
しかし『ナイツ&マジック』は、転生前の知識と趣味が交錯することで、転生×俺TUEEEの人気部分を両取りできているのが素晴らしい所です!
登場するシルエットナイトがユニークでカッコイイ
ロボットものを見る上で気になるのは、やはりロボットのデザインです。
本作のロボット=シルエットナイトは、コストや製造・設計の難しさ故に100年にわたって新機種が開発されていません。
さて、そこに持ち込まれたのは現代日本のバラエティ豊かなロボットオタクの知識。
当然のように色々と作り始めますよね…
様々な現代日本のロボット作品からエッセンスを取り入れた、様々なデザインのシルエットナイトが登場します。
どれもユニークながら、ロボットのカッコよさを追求したものばかりで、ロボットオタク興奮待ったなしです!
(主人公がロボットオタクだから、当たり前かもしれませんね)
現在『ナイツ&マジック』配信中のサブスクサービスは?
主要なサブスクサービスで、『ナイツ&マジック』が見られる媒体をご紹介します!
- Amazon Prime Video :レンタル
- U-NEXT : レンタル
- DMM TV : レンタル
- Rakuten TV : レンタル
- Hulu : 配信なし
- NETFLIX:配信なし
- dアニメストア : 配信なし
※こちらの情報は、2024年8月20日 時点での配信情報です。
配信の状況は変更になっている場合がありますので、ご注意ください。
気になった方はコチラのPVもどうぞ!
『ナイツ&マジック』第1章 Robots & Fantasy
YouTube上に、『ナイツ&マジック』第1話が特別公開されています。
まずはこれを見て、続きをサブスクサービスで見るのもおすすめです◎
制作・アーティスト情報
原作:天酒之瓢(ヒーロー文庫「ナイツ&マジック」/主婦の友社 刊)
原作イラスト:黒銀
監督: 山本裕介
シリーズ構成: 横手美智子
脚本: 横手美智子、木村 暢
キャラクターデザイン: 桂 憲一郎
総作画監督: 桂 憲一郎、福永智子、山田裕子
エフェクト作画: 梅田貴嗣
シルエットナイトデザイン: 黒銀
メカニックデザイン: 天神英貴
コンセプトデザイン: 宮武一貴、岸田隆宏
プロップデザイン: 入江 篤
美術監督: 益田健太
美術設定: 藤井一志
色彩設計: 藤木由香里
2Dデザイン: 荒木宏文
CGディレクター: 井野元英二
3DCG: オレンジ
撮影監督: 佐藤 洋
編集: 内田 恵
音響監督: 明田川 仁
音楽: 甲田雅人
アニメーション制作: エイトビット
製作: ナイツ&マジック製作委員会
OPテーマ:fhána「Hello!My World!!」
EDテーマ:大橋彩香「ユー&アイ」