『機動戦士ガンダム 水星の魔女』作品紹介|ガンダム初心者におすすめのアニメを解説!
辺境の地、水星育ちの少女が学園に来るとき物語が動き出す。
逃げれば1つ、進めば2つ。
その魔女は、ガンダムを駆る。
今回はサンライズ制作、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』をおすすめしていきます。
※本記事はネタバレを含みません。
これから見る方も安心してお読みいただけます◎
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のあらすじ
数多の企業が地球を離れ、宇宙で経済圏を構築し、覇権を争う時代。
モビルスーツを取り扱う大手企業体「ベネリットグループ」は、後進育成を目的とした「アスティカシア高等専門学園」を運営していた。
そこに、辺境の地である水星から1人の少女が転入してくる。
少女の名は、スレッタ・マーキュリー。
スレッタは学園での生活に心を躍らせていたが、到着間近に宇宙を漂う人影を発見する。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の作品情報
長年ロボットアニメのトップを走り続けるガンダムシリーズから、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』をご紹介します。
まずは作品情報から、『水星の魔女』そのものに詳しくなっていきましょう。
大人気のガンダムシリーズ
1979年から続く「機動戦士ガンダム」シリーズで、2022年に放送開始されたのが本作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』です。
『機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ』以来、5年ぶりの作品として制作、放送されました。
話数は全24話で、2クール構成となっています。
ガンダムシリーズの設定について、簡単に補足をしておきましょう。
ガンダムシリーズは「宇宙世紀シリーズ」と「オルタナティブシリーズ」に大別されます。
より正確に言うと…
宇宙世紀シリーズ以外の作品=オルタナティブシリーズ、という分類です。
宇宙世紀シリーズはアニメ第1作『機動戦士ガンダム』とその続編の世界線を指します。
作品例)機動戦士ガンダムZ、機動戦士ガンダムUC、機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ etc…
一方で、オルタナティブシリーズは独自の世界観でストーリーが進行します。
作品例)∀ガンダム、機動戦士ガンダムSEED、機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ
本作『機動戦士ガンダム 水星の魔女』は、オルタナティブシリーズに属する作品です。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート』
『機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート』は、本作『水星の魔女』の外伝です。
月刊ガンダムエースにて連載中の漫画作品で、シナリオを米山昴先生、漫画を東條チカ先生が担当しています。
東條チカ先生は、主にライトノベルのコミカライズをしている漫画家さんです。
他にも『幼女戦記』などを描かれています。
『ヴァナディースハート』は、本編よりも15年ほど前の時間の物語です。
舞台は地球で、本編とはまた少し違った雰囲気のお話が展開されています。
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』3つのおすすめポイント
新作として発表された際、大きな話題となった『水星の魔女』はこれまでガンダムシリーズを見てこなかった人にもおすすめできる「ガンダム入門編」的な作品です。
ここからは、筆者が作品を見て感じたおすすめポイントを3つ解説していきます。
ガンダムシリーズ初心者が入りやすい設定
『水星の魔女』は、ガンダムシリーズではかなり珍しい設定をしています。
まず既存のガンダムシリーズでは無かった、女性主人公であること。
更に学園が物語の舞台となっている点も、これまでとは異なっていました
その設定故に、ガンダムシリーズ初心者にオススメしやすい作品となっています。
「女性主人公の学園もの」とだけ聞くと、ガンダムとは違うイメージですよね!
より若い世代やガンダム初心者を広くターゲットとしていたようです。
実は筆者そらのすけも、恥ずかしながらガンダムシリーズ初心者でした。
『水星の魔女』が初めて通して見たガンダム作品です。
これまでのガンダムを知らなくても、「入りやすく見やすい」のは自信をもって保証します!
印象に残りやすいメカデザイン
メカニックデザインは、どのガンダムシリーズでも作りこみが素晴らしいですが、『水星の魔女』の特徴は見分けやすさだと感じました。
というのも、ガンダム初心者が抱くガンダムへの印象の1つに、「ガンダムなのはわかるけど見分けがつかない…」という部分があるためです。
もちろんファンの方からすれば、違うところがハッキリわかるはずです。
しかし初心者はそこがわかりにくく、ロボットものをあまり見ない人なら尚更…
ところが『水星の魔女』は、機体の違いが分かりやすい気がします!
登場する機体の数が少ないためでしょうか?
配色や光るパーツ、ガンダムには珍しい丸みがある主人公の機体など、印象に残りやすいメカニックデザインとなっています。
ロボットものをあまり見たことがない方でも、混乱せずにかっこいい大型ロボットバトルを楽しめるのはおすすめです。
ライトなだけでは終わらないストーリー展開
ここまで初心者向けであることを全面的におすすめしてきました。
しかし、ガンダムシリーズは取り扱うテーマが「戦争」になっていることが多く、どの作品もかなり重めのストーリー展開です。
シリーズの1つである本作『水星の魔女』も、ライトなだけでは終わりません。
背景にある企業連合のしがらみや、スレッタを取り巻く謎。
そして、そもそも”ガンダム”というモビルスーツにまつわる「呪い」まで。
これまでのガンダムファンも、これからファンになる人も虜にする、深いストーリー展開に注目です。
現在『機動戦士ガンダム 水星の魔女』配信中のサブスクサービスは?
主要なサブスクサービスで、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が見られる媒体をご紹介します!
- Amazon Prime Video :配信なし
- U-NEXT : 見放題
- DMM TV : 見放題
- Rakuten TV : レンタル
- Hulu : 見放題
- NETFLIX:見放題
- dアニメストア : 見放題
※こちらの情報は、2024年7月18日 時点での配信情報です。
配信の状況は変更になっている場合がありますので、ご注意ください。
気になった方はコチラもどうぞ!
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』オープニング映像(ノンクレジット)|YOASOBI「祝福」
『機動戦士ガンダム 水星の魔女』ガンダム・エアリアルPV
制作・アーティスト情報
企画・制作:サンライズ
監督:小林寛
シリーズ構成・脚本:⼤河内⼀楼
原作:矢立 肇、富野由悠季
キャラクターデザイン原案:モグモ
メインキャラクターデザイン:田頭真理恵
キャラクターデザイン:戸井田珠里、高谷浩利
メカニックデザイン:JNTHED、海老川兼武、稲田 航、形部一平、寺岡賢司、柳瀬敬之
チーフメカアニメーター:久壽米木信弥、鈴木勘太、前田清明
副監督:安藤 良、綿田慎也
テクニカルディレクター:宮原洋平
設定考証:白土晴一
SF考証:高島雄哉
メカニカルコーディネーター:関西リョウジ
設定協力:HISADAKE
プロップデザイン:絵を描くPETER、えすてぃお
美術デザイン:岡田有章、森岡賢一、金平和茂、玉盛順一朗、上津康義
コンセプトアート:林 絢雯
美術監督:佐藤 歩
色彩設計:菊地和子
音響監督:明田川 仁
撮影監督:小寺翔太
3DCGディレクター:宮風慎一
モニターグラフィックス:関 香織
編集:重村建吾
音楽:大間々 昂
製作:バンダイナムコフィルムワークス、創通、MBS
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