ファンタジー・SF
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TVアニメ『デカダンス』作品紹介|グレンラガンにも似た世界観の魅力を紹介!

『デカダンス』アイキャッチ画像
soranosuke_admin
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「何も望めないのは、生きてないと一緒だ。」

人類が滅亡しかけた世界で、それでも人々はあきらめなかった。

少女もまた、その一人。
夢をあきらめない少女が「世界の仕組みと未来」を大きく変える。

今回はNUT制作、『デカダンス』をおすすめしていきます。

TVアニメ『デカダンス』あらすじ

ある日、突如現れた謎の生命体「ガドル」によって、人類は人口の9割を失った。

そして、長い年月が過ぎた。

ガドルに襲われ片腕を失った少女ナツメは、ガドルとの戦闘集団「かの力」への入隊を希望する。

しかし、片腕がないことを理由に入隊許可通知が届かず、事実上の入隊拒否をされてしまう。

ナツメが最終的に任された仕事は、人類最後の砦「移動要塞デカダンス」の外壁修理工だった
組長であるカブラギにこき使われつつ、外壁掃除をする毎日…。

しかし、ある日大型ガドルとの戦闘に巻き込まれたナツメの運命は大きく変わっていく。

やがて物語は、人類に隠された世界の秘密につながっていくのだった。

TVアニメ『デカダンス』の作品情報

名作にも関わらずあまり知られていない『デカダンス』について、まずは作品情報をご紹介します。

オリアニの中でも作品の完成度が高い本作は、皆さんにもぜひ見ていただきたいアニメです。

独特の世界観が気に入る人は多いはずですので、詳しく見ていきましょう!

『幼女戦記』でも知られるNUT制作

『デカダンス』のアニメーション制作は、『幼女戦記』『BLUE GIANT』などでも知られているNUTです。

そらのすけ
そらのすけ

幼女戦記』は劇場版まで公開された人気アニメですね!
聞いたことがある方も多いのではないでしょうか?

NUTは『幼女戦記』のようなSF+アクションの制作が多く、『デカダンス』も同様のジャンルになります。

制作本数はTVアニメで3本、劇場アニメで3本とまだ少ないものの、高い作画力を誇る制作会社です。

監督は立川譲さん

監督を務めるのは『モブサイコ100』や『劇場版 名探偵コナン ゼロの執行人』でも知られる立川 譲さんです。

監督は、ロボットものを含めた巨大構造物の表現・演出を描いてみたかったと話しており、それが本作の舞台「移動要塞デカダンス」に繋がったようです。

3,000m級の巨大要塞ということもあり、小さいものとのスケール比較には、特に細心の注意が払われています。

その一方で、一番描きたかったのはドラマの部分だったようで、ナツメやカブラギの関係性を大事にしているとのことでした。

『デカダンス』世界の用語集

『デカダンス』にはSF特有の様々な用語が登場します。

これから見る方が混乱しないように、いくつかの用語をここで解説します。

本編にも十分わかりやすい解説がありますので、「こんな言葉があるのか~」くらいで大丈夫です◎

移動要塞デカダンス

人類が未知の生命体ガドルに対抗するために作り上げた移動要塞です。
その全長は3,000mほどで、ガドルの血液「オキソン」を燃料として動いています。
地球上のユーラシア大陸を移動しながら、ガドルと対抗する人類最後の砦となっています。

ガドル

人類を絶滅危惧種に追いやった未知の生命体の総称です。
生態系を含めたあらゆる情報が不明で、小型から大型まで様々な見た目のものが存在しています。
攻撃を受けると、無重力フィールドを展開して対抗してきます。

ギア

「かの力」と呼ばれる対ガドル戦闘組織を構成している戦闘民族です。
ガドルとの戦闘に対するモチベーションもどこかタンカーとは異なっており、純粋に戦闘を楽しんでいる雰囲気が感じられます。

タンカー

ガドルと戦う力を持たない人々の総称です。
ギアの街の下層に位置するタンクの街で生活しています。
多くは「かの力」が効率よくガドルを狩れるようサポートしたり、ガドルを加工して食用にしたりといった業務に従事する人々です。

『デカダンス』4つのおすすめポイント

これから『デカダンス』を見る方、見返したい方向けにおすすめポイントを紹介していきます。
立川譲監督が重視した人間ドラマに加えて、世界観も魅力の『デカダンス』を詳しく見ていきましょう。

  • とにかくスケールが大きいバトル&アクション
  • 下を向かない主人公に勇気づけられる
  • 序盤から怒涛のストーリー展開
  • SF好きにはたまらない設定や伏線

とにかくスケールが大きいバトル&アクション

ガドルとの戦闘シーンは、基本的に無重力フィールド内で行われます。

キャラクターは無重力に対応した武装で、空中を滑るように動きながら戦いますが、そのスケールや奥行きのダイナミックさが『デカダンス』のバトルの特徴です。

手前のガドルの攻撃をよけて、奥のガドルに攻撃しながら…
などの駆け引きがアニメーションに反映されていて、見ごたえは抜群!

更に巨大なガドルに対抗する手段として、とある巨大兵器が登場しますが…

そらのすけ
そらのすけ

こちらはぜひ、本編でその迫力を楽しんでください!

下を向かない主人公に勇気づけられる

主人公であるナツメの境遇はかなり悲しいものです。

しかし、ナツメはただ嘆くことを良しとしませんでした。

かの力に入ってガドルと戦うことをあきらめず、カブラギに対しても「何も望まないなんて、死んでいるのと一緒」と発言しているほどでした。

そんなナツメの前向きな姿勢は、作中のカブラギだけでなく見ているこちらも勇気づけられます。

また、ナツメが下を向きそうになった時はカブラギが支えている描写があるのも、二人の関係性がわかる良い部分ですね。

そらのすけ
そらのすけ

OPテーマの「Theater of Life」も、そんなナツメとカブラギの人生を表しているようで元気をもらえます!

人生に前向きになれるSF」という売り文句は珍しい気がしますが、おすすめしたい大きな理由のひとつです。

序盤から怒涛のストーリー展開

『デカダンス』はあらすじでも書いた通り、主人公ナツメが大きく成長しながら世界の秘密に迫るSF作品です。

しかし、第2話を見た2020年の筆者は思わず「あれ? 見るアニメ間違えた?」と言ってしまいました。
『デカダンス』は、毎回どんどん見逃せない急展開が起こります。

しかも「SF+オリアニ」でありがちな情報過多感が一切なく、どんどん世界観に引き込まれました。

考察が好きな方は、先の展開を予想しながら見進めていくのがおすすめです!

SF好きにはたまらない設定や伏線

最後のおすすめポイントは作りこまれたSFの設定と伏線についてです。

さて、当ブログ「えすあに!」の「ファンタジー・SF」カテゴリから読んでいただいている方はいらっしゃるでしょうか?

そらのすけ
そらのすけ

おめでとうございます!大当たりです!!

『デカダンス』はファンタジーやSF好きな人の大好物が揃った作品になっています!

登場する未知の生命体ガドルや、デカダンスの歴史、更には人類の秘密など…
『デカダンス』では、「見る人が疑問に思う要素」すべてに答えが用意されています。

伏線となる設定も多く、ファンタジーやSFが好きな方にとってはたまらない作品です。

通りすがりの人
通りすがりの人

たまたまこの記事読んだだけなんだけど…

という方もいると思いますが、ご安心ください。

そういう方にとっては、SFにハマるきっかけがまさに『デカダンス』になるはずです。

もし『デカダンス』からSFファンになれたら、他の「ファンタジー・SF」カテゴリもかなりおすすめですので、のぞいてみてくださいね!

現在『デカダンス』配信中のサブスクサービスは?

主要なサブスクサービスで、『デカダンス』が見られる媒体をご紹介します!

  • Amazon Prime Video :レンタル
  • U-NEXT : 見放題
  • DMM TV : 見放題
  • Rakuten TV : レンタル
  • Hulu : 見放題
  • NETFLIX:配信なし
  • dアニメストア : 見放題

※こちらの情報は、2024年5月27日 時点での配信情報です。
 配信の状況は変更になっている場合がありますので、ご注意ください。

気になった方はコチラのPVもどうぞ!

TVアニメ「デカダンス」本PV

YouTubeに公開されている本PVです。
『デカダンス』の雰囲気や世界観がつかめるので、ぜひ見てみてください!

TVアニメ『デカダンス』OPアニメ映像 鈴木このみ「Theater of Life」

KADOKAWAanimeチャンネルから公開されているOP映像です。
このOPが作品全体から伝わってくるメッセージを表していて、すごく心に響きます!

アニメ本編を見終わってから、改めて見るのもとてもおすすめです。

制作・アーティスト情報

原作・製作:DECA-DENCE PROJECT
監督:立川譲
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督:栗田新一
キャラクターコンセプトデザイン: pomodorosa
サイボーグデザイン: 押山清高(スタジオドリアン)
デカダンスデザイン: シュウ浩嵩
ガドルデザイン: 松浦 聖
サブキャラクターデザイン: 谷口宏美、緒方歩惟
編集:神宮司由美
アニメーション制作: NUT


OPテーマ:鈴木このみ「Theater of Life
EDテーマ:伊東歌詞太郎「記憶の箱舟


ABOUT ME
そらのすけ
そらのすけ
WEBライター
「今見たいアニメ」に出会える記事を目指して、本ブログを執筆しています。

好きなアニメは
・『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』
・『色づく世界の明日から』
・『アルドノア・ゼロ』etc...

Youtubeで実況者・Vtuberとしても活動中!
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